おじさんの自転車エッセイ的な漫画、【じこまん】の感想

どうも、mortalです。
最近はアプリで漫画ばっかり読んでいるので
面白かったものを紹介します。

何か読むものないかなーと探していたら、
全裸のオッサンが表紙の謎の漫画を発見。
何だこれ?変態的な性癖を持った人のエロ漫画かな?
と思って読み始めたら、全然違ったという。

概要

40歳を過ぎてから自転車にハマった漫画家が、
自転車あるあるや色んな薀蓄や
レースの体験記などを描いた漫画です。

大人になったら他人から評価されたり
褒められたりすることが無くなるので、
自己満足を追求して好きなように楽しく生きていこう!ということで
「じこまん」というタイトルになった模様。

エピソードに対して全部感想を書いているときりがないので、
個人的に印象に残った豆知識や感想だけ書き残しますね。

1巻の見どころ

■房総半島を半周
作者が知人に誘われて自転車に乗るきっかけとなったもの。
パソコンでデータをいじるだけの毎日にはない、
変わっていく景色やら体を動かす実体験にこそ感動がある。

個人的に最近運動と外出が著しく少ないので、
こういうのを見ると触発されます。

■佐渡ロングライド
ロングの定義は160~200kmで、時には雨の中を走る。
泊まりがけで行くので諸々で6万円ぐらいはかかる

■富士山ヒルクライム
1年に1回、約5500人が24㎞の坂道をひたすら登る。
自転車の重さ100gを減らすために、1万円もかかる。
よくそんな苦行に耐えられるなと、他人事ながらに関心します。

■逃避自転車行 
通常は折り返し地点を決めて家へ帰るものの、
行き当たりばったりで1人キャンプ的なことをする。
出掛け先のホームセンターでテントや寝袋を買って1夜を過ごす。

この巻で一番好きな回かも知れません。
面白そうなのでちょっとやってみたくなりました。
日帰りでもいいし、レベルが上がったら
1人キャンプ勢に進化するかも知れません。

2巻の見どころ

■ 自転車乗りのおじさんの行く末
①スポーツ競技派
②のんびりグルメなどをするエンジョイ派
③旅をする派
1日で走れる距離は大体200㎞が限界。

■ 自宅でのトレーニング方法
オフシーズンはローラー台があれば、
自宅の部屋でランニングマシンのように自転車に乗れる。

■ 小径車(ミニベロ)に誘惑される
散々ロードバイクに乗って
あちこち走っているこの漫画を読んだ挙句、
僕は最終的に折り畳み自転車を選びました。
まあ、使用目的は違っても同じ自転車ではありますからね。

3巻の見どころ

■ グルメライド
宇都宮まで行って餃子を食べたり、千葉県で蕎麦を食べたりする。

こういうのいいですね。
飯屋を第一の目的に自転車で遠くまで行こうという気はしませんが、
旅するついでにご当地の美味しい物を食べてくるというのは魅力的かも。
そのうちやりたいですね。

■ アメリカでやるデスライド
総走行距離207㎞、ヒルクライム&ダウンヒルが5回もある。
日本からの移動だけで12時間ぐらいかかるそうで、
気温は最低0℃~最高40℃。

車上荒らしに遭ったりレース前から災難だけど、本編も地獄みたいです。
Deathって名前が付くのも納得ですね。

まとめ 漫画の影響で、自転車で小旅行に行きたくなりました

ぶっちゃけ買わなくても、 漫画を読むこと自体は
スマホアプリをダウンロードすればマンガZEROで読めます。

全3巻と一気買いしても大した額にはならないので、
一気読みしたいが広告が鬱陶しい!
というブルジョア階級の方は購入をお勧めします。

一言に自転車が趣味と言っても
ロードバイクに乗ってレースで1位を目指すことだけが全てではなく、
旅行の移動手段の1つとして楽しんだっていいんだ!
ということで、変な固定観念に囚われずに
自由にしていいんだなと目から鱗でした。

僕は前々から自転車が欲しかったんですが、
この漫画が引き金となり
最近折り畳み自転車を購入してしまいました。

スペックやら乗り心地やらは
わかったらまた後日に別の記事にしてまとめる予定です。

まだ買っただけでどこにも行ってないので、
今週末ぐらいに軽くサイクリングロードでも調べて
ポタリングしてきたいと思います。