『イラストでときめく片づけの魔法』を読んだ感想

どうも、mortalです。

最近の読書レビューは内容がイマイチな本を
2冊続けて選んでしまったせいで
もはや難癖つけおじさんと化しているため、
たまには真面目に良かったやつを勧めたいと思います。

暴言ばかりだと、僕の人格を疑われますからね(笑)
あれ、もう手遅れ?

片付けの魔法シリーズではこれがベストだと思います

図書館で『人生がときめく片付けの魔法』の
初代、2代目、これの合計3冊を借りました。

後書きにもありましたが、
このシリーズをざっくり説明すると
・1作目 とりあえず出した初版本 
・2作目 前作の補足&図解イラスト
・イラストで~ 片付け辞典
的な内容です。

どうでもいいけど1作目は発売が2010年と、
もはや10年前みたいです。

時間が無くてイラストで~しかちゃんと読めずに
1と2は文字ばかりなのでざっと流し読みでしたが、
これが一番わかりやすかったです。

むしろ、これさえあれば
1~2冊目は読まなくて良かったかも知れません。

服とか本とかジャンル別に片付け方がまとまっているので、
必要な場所だけつまみ食いで読んでも良さそう。

具体的な片付けのノウハウ

★共通の片付け方法
1 同一カテゴリーで一箇所にまとめる
2  一つ一つを手にとって 、ときめくものだけ選ぶ
3 カテゴリーごとに収納

物は違っても、やり方は全部これでOK。

★衣類→本類→書類→小物類→思い出の品の順に片付ける

必要か不要かが分かりやすい、この順番でやると良いそう。

懐かしの思い出の品はすぐに捨てづらかったり
過去の雑誌やフォトアルバムを開くとまず作業が進まない…
というのはありがちな罠。

中身を確認すると泥沼化するので
漫画などは中を見ずに1巻だけ手に取りときめくかを確認し、
外側だけで判断する。

★衣類は大体三つ折りにして、長方形で自立するようにする

服や下着をしまうときは
グラデーションで手前が明るい色、奥が暗い色にする。
自分が何色のアイテムをどれだけ持っているのかが把握しやすい。

★飾り方4選→置く、掛ける、貼る、包む

若干片付けとは外れるんですが、
僕は殺風景な部屋に住んでいるので
この辺をやってもいいなということで別途メモっておきました。

全体的に自分の心がときめく物を使って
・置く→食事の時に箸置きを置いたり、野菜で彩りを加える
    机にちょっとした小物を置く
・掛ける→カーテンにフックで小物を掛ける
・貼る→衣装ケースにステッカーを貼る、壁にポスターを貼る
・包む→ラッピングしたり、布で見せたくないものを隠す
などすると良いそう。

まとめ ときめきが全て

有名な本なので読む前から話は聞いてたけど、
本当に作者はときめくか・ときめかないかの2択が
判断基準の全てって感じでした。

好きか嫌いか。
残すか残さないか。
白黒はっきりしてて、分かりやすいですね。

自分自身を振り返って服を買う時なんかも、
・仮に非売品であっても是非これが欲しい! と
・安いし、変化球でこういうのもあった方が良いかな?
と何となく買った場合を比べると、
結局後者は数年後に売りに出す傾向にあるので
やっぱりときめきが全てなのかなと。

なお、これを読む前に疑問に思っていたことで
「冷蔵庫や洗濯機ってときめくか?」と思っていたんですが、
そもそもそれらは生活必需品として
手放すという選択肢がありませんでした。

自宅をカスタムして快適空間にしたい

身の回りの服や家具などを好きなもので固めて、
ポジティブな精神状態で生きるって気持ちが良さそうです。

自宅を自分にとってのパワースポットにする感じでしょうか。
在宅勤務民なので、1ミリでも自分にとって暮らしやすい
テンションが上がる部屋にしたいものですね。

賃貸でいつか退去する際は現状復帰が必須なため
部屋の模様替えさえまずやらない僕は、
ポスターを飾るなどの軽い飾り付けすらしないので
ミニマリストに毒され過ぎていた感があります(笑)

壁紙の変更や日曜大工などで
部屋を大改造するまでは必要ないと思うけど、
本の中で紹介されていた
衣装ケースに好きなステッカーを貼るぐらいなら
やっても良さそうだと思いました。

あんまりやり過ぎると、下の画像みたいに
部屋がうるさくなりそうなので程々を心掛けますけど。

本日のテキスト

これはシリーズの中から選び抜いたので、
読んでも損は無いぞ!という僕のお墨付きです。

何もない部屋に住むミニマリストまで行かなくても、
不要な物を処分したいなという人にはお勧めの1冊です。