アップルの創業物語を描いた漫画、STEVES(スティーブズ)を読んだ感想

どうも、mortalです。

1月は期間限定公開の漫画を読んだりメダロットをやり始めたりした結果、
何気に1か月近くもブログの更新が止まっていました。
その辺は余裕があれば、また追々で記事にするかもです。

本日は最近読んだアップルコンピューターの誕生物語の漫画のレビューです。

■あらすじ

スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの
2人のステーィブが組んでアップル社を立ち上げ、
後から出てくるライバル企業であるマイクロソフトとバトルする感じの
企業の誕生&成長物語です。

■個人の感想の箇条書き

・世界的に有名な企業の成り立ちやら、苦悩やらが知れて面白かったです

僕はアップル製品を1個も使ったことがないんですけどね…

ジョブズが常に裸足だったのとか
女を孕ませる→10年後ぐらいにようやく子供を認知とか、
どこからどこまでが実話なのかは不明ですが。

ただ、フィクションだったとしても
便器に足を突っ込んで水を流すという
謎のストレス解消法は辞めてくれと言いたいです。

パソコンの仕組みについて多少は理解してないと取っつきづらそうな、
理系の話も多少は入っています。

まあ、かく言う僕もベーシックがどうだとか
プログラミングがどうかだとか全然わかってないですけど。

全然わからない。俺は雰囲気で漫画を読んでいる。

ライバルとしてビル・ゲイツが出てくるも、
「アップル社はここからここまでの1年間は、商品のリリース禁止な!」
という契約書に署名したり、
少年漫画風に正々堂々と勝負して切磋琢磨するというよりかは
企業同士の潰し合いって感じでした。

争う内容がスポーツじゃなくビジネスなので、
お金や生活が掛かるのでその辺に関しては必死ですよね。

実話4コマでビル・ゲイツが車のスピード違反でよく捕まる、
とかいう情報も知れました。
世界的な億万長者にしたら、
交通違反で切符を切られることぐらい屁でもないんでしょうね。

・演出過剰じゃない?

ジョブズの出すオーラのせいで 、窓を閉め切った部屋の中なのに
まるで嵐が来たかのような感じで書類が飛びまくる 。
スーパーサイヤ人じゃないんだからさぁ…

・ 外人が関西弁を喋る違和感

ウォズニアックが「これは●●ダな」とか言う←田舎で育ったんだろう。わかる。
黒髪メガネの堅物な委員会タイプの女が「●●やねんで」みたいな関西弁←は?
どういうことだってばよ…

そのうち語尾に「工藤!」とか言い出すんじゃないかと
ハラハラしてましたが、それは杞憂に終わりました。

↑僕が思う、代表的な関西弁です。

■エンジニアがあまり目立たないという風潮

この漫画を読んで最も強く感じたことは、
エンジニアが全然目立ってないなと。
プロデューサーよりエンジニアの方が凄くないか?と思いました。

世間的な知名度として、ジョブズばっか語られてて
ウォズニアックの名前が出てないような気がします。
実際に僕もこの漫画を読むまでは、そんな人は知りませんでしたし。
どうでもいいけど、 ウォズニアックって名前の響きがカッコいい(笑)

別にプロデューサーもエンジニアもやったことがないので
憶測でしか物を語れませんが、
「こういう物を作りたい!」って言うだけなら誰でもできるし。
実際にプログラムを作って形に出来る人の方が凄いんじゃないかと。

もちろん、プロデューサーにも理想を形にするために
人を雇ったり色々とやることはあるんでしょうけど。
どこまで自分でやるかは線引きが謎ですが、
パッと思いついただけでもこういう詳細を煮詰めないとですからね。

・筐体の設計
・予算やスケジュールの管理
・マシンのコンセプト決定
・広告宣伝

筐体の色はベージュの中だけでも
200色ぐらいの中から悩んで決めたとかありましたが、
そこってそんなにこだわるべきポイントなんでしょうかね。

僕だったら色なんてそんなに悩まずに決めちゃいそうですが、
「俺たちは世界を変えるんだ!」と言って
実際に世界規模の会社になった人たちは
良くも悪くも普通じゃあないなと。

例えば作中にあった 22ぐらいあるスロットを20個減らし
わずか2つだけでも動かせるようにするとか、
そんなことできんのか?という驚きがありました。

あとマイクロソフト側のエンジニアはポール・アレンという人で、
どっかで聞き覚えがあると思ったら
昔シブヤン海に沈んだ戦艦・武蔵を発見した人でした。

以前は艦これをやっていたので、たまたま覚えていましたね。
漫画の後ろの方にあるコラムによれば、
個人で所有するするには世界トップレベルの船だか潜水艦だかを持っているそうな。
きっとこの人も死ぬほど金持ちなんでしょう

まとめ 陰で支える人にも目を向けてみよう

僕自身もそんな感じですが、
例えば音楽ライブを観に行ったら
ステージに立つメンバーにしか目がいかない人が多いと思います。

でもそのステージを成功させるためには、
色んな人が尽力してくれてるわけで。

適当に思いついただけ挙げてみても
衣装、スタイリスト、ヘアメイク、照明、PA、 ローディー
カメラマン、イベンター、会場スタッフ、物販の販売員とかね。

ジョージアのCMのキャッチコピーで
「世界は誰かの仕事でできている」ってのがありましたけど、
まさしくそんな感じですよね。

世の中にはスポットライトが当たらない、
名前すら知られていない人達の方が大多数なわけで。
そういう人達の頑張りや努力にも、
もっと注目してもいいんじゃないかなと思いました。

この記事を一言でまとめると
「誰か、ウォズニアックについても評価してあげてよ」というお話でした。