どうも、mortalです。
今回はタイトル通り初の胃カメラがキツかったというお話です。
健康診断の血液検査でピロリ菌の感染疑惑が出る
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事の発端は9月に受けた健康診断。
今までの健康診断の結果では7年ぐらい
「太り気味」という評価以外は特に問題なかったんですが、
ここ数年はダイエットをしてそれも解消。
何の文句も出ないと思っていたのに…
ピロリ菌がいるかも、という今まで出たことのない結果に震え上がりました。
原因は殺菌処理していない生水を飲んだこと
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調べたら、ピロリ菌の主な感染原因は上下水道の殺菌が不十分な時だそうです。
そんな水飲んだっけか?と思ったら、
今年5月のゴールデンウィークに地元寄居の生水を飲んだことを思い出しました。
チャリでお出かけしたその日は33°cぐらいあって暑かったし、
500ミリのペットボトルが手荷物になって邪魔だったんで
家まで持ち帰り煮沸消毒する前にそのまま飲んだのが悪かった模様。
これを飲めば自分の生水耐性がどれだけあるかテストできるぞ!
ぐらいの感覚だったんですが。
結果は飲んで数時間後に下痢したりする覚悟はしていたんですが、
何時間経っても何も起こらず。
何だ、大丈夫じゃん!と思っていたら、翌朝起きたら風邪を引いていました。
ピロリ菌についてざっくり調べた結果
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ピロリ菌は名前ぐらいしか聞いたことがなかったので、
何が原因で感染し、どう悪さをし、どう退治するのかをググってみました。
色々見たので引用ページは省きますが、要点を嚙み砕いて説明。
Q どうやって感染するの?
A 水の浄化が不十分だと、水道水や生水などから感染します。
現代は大丈夫けど、昔は上下水道が衛生的に良くなかったので
40代以上の人は年齢が上がるにつれて感染している人の割合が増えるそう。
Q 胃の中に居つくとどうなるの?
A 年単位でいると胃腸の不調の原因になり、数十年レベルだと癌になる可能性もあり得ます。
大体の菌は普通なら胃酸で死ぬが、ピロリ菌は胃の中で生き続けます。
放置しても良い事はありません。
ちなみに僕が寄生されていた半年間ぐらいは、体の不調は全く感じませんでした。
知らないうちに蝕まれていたと思うと怖いですね。
Q 検査のやり方は?
A 健康診断のバリウム検査では胃の詳細がわからないため、胃カメラで観ます。
胃カメラは入口が鼻からと口からの2種類あるそうです。
鼻からは苦しそうなだけでメリットなくない…?と思ったら、
ベロの付け根にコードが来てオエッとなるのを多少は回避できるそう。
ただ人によっては鼻の穴の大きさの関係で入らない可能性もあるらしく、
僕がやったときは選択の余地がなく問答無用で口からでした。
なお床屋の雑談で鼻と口の両方を経験済みの店主さんに聞いたところ、
「どっちにしろ苦しいのは特に違わない」とのことでした。
Q どうやって治すの?
A 検査でいるとわかったら飲み薬を朝晩の2回、1週間ほど飲み続けます。
ボノサップとかいう、ボブ=サップに名前が激似の薬を貰って飲めば
8~9割の人ははそれで体内から消滅できる。
人によって飲むと下痢することもあるそうですが、僕は何も副作用が出ませんでした。
飲んだ1か月後ぐらいに呼吸の検査をして、
その1週間後ぐらいの結果判定で問題なければ治療は終了です。
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当日の苦行の様子
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近年稀に見る早起きをして、10/20(木)の8:30頃に病院到着。
1人頭の待ち時間が約20分の6人目で最後だったので、
2時間後の10:30頃までクッソ眠くて暇でした。
名前を呼ばれて呼ばれてからの流れは
①胃の泡を消す薬を飲む
②液体麻酔のドロッとしたシロップを喉に留めて、5分ほど上を向く
③喉スプレーを3回プッシュして飲み込む
④マウスピースを咥えて実際に胃カメラを飲み込み、されるがまま
局部麻酔の後は舌が痺れると言うか、ピリピリと麻痺した感覚。
全然舌は自由自在に動かせるんですけどね。
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胃カメラ本番は喉に入ってくる最初の瞬間が一番キツかったですね。
人体の構造と機能は誰でも同じなので分かってもらえると思いますが、
喉や食道は一方通行で固形物が出入りすることを想定してないので
喉に来た時は「オッウェエエエエエエ!」となり、あまりにも自然と涙が零れました。
例えば映画を観てて、終盤で誰かが死んで泣くときは
泣きそう…
泣きそう…
泣きそう…
ああ、涙が出た…
みたいに徐々に移行していくかと思うんですが、
今回はブスッと喉に入った瞬間にポロッと涙ですからね。
あまりに突然の涙に自分でもびっくりでした。
第二関門の胃の入り口は、
胃の中に異物が入っていく感じが分かってこれまた気持ち悪い。
体内にコードが収納されていくような様は、
まるで自分が使い終わった後の掃除機になったよう。
まずやることはないだろうけど、
ヘビを噛まずに踊り食いしたらこんな感じなんだろうなと思いました。
なお胃カメラの様子は一応自分でも
モニター画面で受診しながら見ることもできたんですが、
あまりにしんどくて苦痛に耐えることしか考えられず
「早く終われ!早く終わってくれ!」と祈ることしか出来ませんでした。
苦しい検査は10分ぐらいで終わりましたが、
前日の夕飯以降は何も食べてないので空っぽのはずの胃に
検査後の1時間程度はまだ何か残っているような違和感があって不快でした。
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まとめ 湧き水は必ず煮沸消毒してから飲もう
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何という当たり前の結論…
でもそれが出来ずに9月~12月は月1ペースで通院するはめになったので、
自分の愚かさに何も言えない…
例え自分の身体であっても、人体実験をしてはいけない(戒め)
今回の治療は合計すると移動や待ち時間で10数時間、
お金は1万円ぐらい掛かった気がします。
でもピロリ菌の発見が割と早めで病気になる前に気づけたし、
会社でやる年1回の健康診断を受けてて良かったなと初めて思いました。
ガンの発生原因を取り除けたと考えれば安い投資です。
久々のブログのネタにもなりましたからね。