購入から約半年で気付いた、ドラム式洗濯機のデメリットと対策

どうも、mortalです。

6月の引っ越しに合わせてドラム式洗濯機を買った僕は

・洗濯から乾燥までが通してできる
・梅雨や花粉症のシーズンでも余裕
・物干し竿やピンチハンガーなどが不要になる

などのメリットに酔いしれ、
コミックボンボン版のシーブック並みに興奮していました。

が、最近は嫌なところばかりが目に付くようになりました。
俗に言う倦怠期というやつですね。
ドラム式洗濯機にこの単語を使うのが適切かは不明ですけど。

最近のドラム式洗濯機の様子

ここのところは座りっぱなしのせいで肩や背中を痛めており、
上にパソコンとサブモニターを置いて
スタンディングデスクと化してます。
平日はお昼休憩以外、これで仕事しててほぼ立ちっぱなしですね。

モニターが27インチだとデカ過ぎて画面が一部見えない
&乾燥フィルターが隠れてしまい不便です。

※後での追記→PC壊れる

脱水で洗濯機がガタガタするのはせいぜい10分程度だから
大丈夫だろうとこの状態で洗濯していたところ、
パソコンが壊れて電源に繋がないと1秒も起動しなくなりました…

電源のある場所では何の問題なく普通に使えるものの、
やっぱり精密機械は大事に扱わないとダメですね。

今回は洗濯をする上でいろいろ難点があるので、
使い方について考察してみたいと思います。

難点1 洗う前の服がドブ臭い

前までは洗濯物カゴに入れて
溜まったタイミングで洗っていたんですが、
最近は脱いだものはそのまま洗濯機の中に投入。
洗うのが3日に1回ぐらいなので、その間に臭うという…

なるべく脱いだ服の臭いを嗅がないようにするとか、
汗を吸ったTシャツなどは乾燥させてから投入して
何とかごまかしてます。

毎日洗えばいいのかも知れませんが、
1人暮らしだと量が少ないので
電気や水や洗剤が勿体ないなと敬遠してます。

難点2 手入れをする箇所が多い

縦型なら内側の側面についているゴミ取りネットから
まとまったホコリみたいなゴミを取ればそれで終了ですが、
ドラム式洗濯機はフィルター上、フィルター下、入り口のゴムパッキンと
3カ所も手入れが必要です。
掃除をサボると、洗濯物にホコリが付いてきます。

フィルター下の方はほとんどゴミが出ないので、
月1ぐらいで対応すればいいんですが。
箇所が増えるとやや面倒ですね。

最大の難点→洗濯物が痛む&縮む…

今回の記事の最大のテーマです。

■痛んだ例
→割と生地が薄めだった、ニトリで買った枕カバーに2枚も穴が開く。
今まで使っていた縦型だったら、恐らくあと数年は持ったであろうに…

■縮んだ例
→ややタイトぐらいのボトムス、乾燥したらかなりタイトに。
ピチピチの服が好きじゃないので、何とかまた戻そうと考えてます。

洗い方と乾燥方法を比較すると
・縦型 揉み洗い&干して自然乾燥
・ドラム式 叩き洗い&温風乾燥
で、ドラム式の方が圧倒的に生地の寿命が早まりそう。

ということで、いくつか大まかな対策を考えて
その詳細をまとめてみました。

■そもそも使わない案

★ 元の縦型に買い替える

15万円もしたのが買ってまだ半年程度だし、流石にそれは勿体ないかも。
また洗濯物を干す時間が必要になるのが嫌なので、
せっかく買った物は使う方向で行きたいんですよね。

でも製造から3年以降はリサイクルショップで買取不可になるので、
もし売るのならばそこまで値崩れしない早めが良さそうです。

また10年後ぐらいに買い替えタイミングが来たら、
その時に改めて縦型VSドラム式でどっちを選ぶか考えます。

■使い方を変える案

お次は洗濯モードを変える、毎回乾燥を使わないなどして
極力ダメージを抑える路線を考えてみました。

★ 洗濯→【分別】→乾燥と工程を1つ増やす

洗うだけ洗ったら、そこで一旦は分別。
サイズが変わって欲しくないシャツやズボンを取り出してハンガーに吊るす。
正直、面倒臭くはありますけどね。

痛んでほしくない大事な服だけ選別したところ、
僕の場合は長袖シャツぐらいしかありませんでした。
これぐらいなら、別途で干すのでも良いかも知れません。

★ 乾燥をあまり使わない

雨の日が続く時期とかならしょうがないけど、
天気が良くて時間に余裕がある休日にまとめて外に干す。

これだと乾燥目的でドラム式を買ったのに、
乾燥機能をあまり使わないって本末転倒なのでは?

★ 洗濯して干す日と、乾燥まで全部行う日で分ける

例えば洗濯物を事前に分別しておいて
水曜日は洗濯で止めて干し、
日曜日は乾燥までできるものをまとめて処理するとか。

日曜日にモード変更を忘れて
「あ、やべぇ。乾燥できてないじゃん…」
とかなったら悲惨ですけど。

☆おまけ 洗濯機、標準とおしゃれ着コースで全然違う

いろいろ調べてたら分かりましたが、
洗濯機のコースによって洗い方は全然違うようですね。
ライオンから分かりやすい動画がアップされてました。

洗濯機の「標準コース」と「おしゃれ着コース」の比較/22秒/Lidea/ライオン

給水の勢いを文字で表すと、
ドバババババ VS シャーッ ぐらい違います。
そりゃあ、気にせず標準モードでバシャバシャ洗ったら痛みますわ…

標準コースと手洗いコースの洗濯力の比較/12秒/Lidea/ライオン

似たようなので、手洗いコースも衣類に優しそうです。

汚れの落ち具合がちょっと気になるところですが、
僕が自宅のドラム式洗濯機のおしゃれ着モードで洗った感じだと
特に標準モードと変わらずに問題なさそうでした。

そもそも服に調味料をこぼして汚したりしないので、
比較も何もないんですけどね…

参考URL https://lidea.today/articles/1076  

■服や体型を変える案

★縮んでも大丈夫なよう、 最初からフリーサイズや大きめの服を買う

海外だと乾燥機で縮むのを前提に、
大きめに服が作られているそうですね。

表記はMサイズの服なのに
これって実質Lぐらいじゃねぇ?って思ってましたが、
デブが多すぎてサイズが狂ってるわけじゃなかったようです。

二の腕や太ももとかがピタピタするタイトな服は好きじゃないので、
今後は上下ともにフリーサイズとか
割とゆとりのあるダボっとした服を買おうか検討中です。

★痩せる

もう健康診断では5年近く「太り気味」と診断されているんだから、
そんな簡単に痩せられたら苦労なんてしねぇよ!
というわけで、悲しいかなこれは却下。

余談 服に興味が無くなり、数年レベルの消耗品ぐらいに思ってます

昔はファッションが好きでアパレル業界で働くほどだったんですが、
最近ではミニマリストの動画にハマっているせいか
「服なんて、せいぜい数年ぐらいでダメになる消耗品でしょ」
ぐらいにしか感じなくなっている僕がいます。

物にもよりますがシャンプーや洗剤は多めに買っても
1年ぐらいで使い切ってしまうし、
タオルやTシャツも数十年使うことを前提に買わないですよね?

気に入っている服でも5~10年も経てば
さすがに色褪せてしまったり
自分の年齢に合わなくなったりしてくるので、
ちょっと長めの耐久消費財ぐらいに考えればいいのかなと。

まとめ  どっちタイプの洗濯機でも一長一短

食事で例えるならば
自炊→1食分の費用は安いけど、
買い物・調理・片付けなどの前後に手間暇が掛かる
外食→時間が掛からず手軽だけど、毎回だとお金がかかる
みたいな感じですね。
お金を優先するか、時間を優先するか。

洗濯機には縦型とドラム式でそれぞれに良し悪しがあるので、
メリットが自分に合った方を使っていく方が良さそうです。
携帯電話じゃあるまいし、
まさか洗濯機を2台持ちする人はいないでしょうし。

過去を振り返ると
そんなに急ぎで乾燥をしたい時はなかったんですが、
個人的には「いざとなったら乾燥もできる」という点で
ややドラム式洗濯機の方が
使い方の幅が広くて便利かな?という印象です。

そうするとあんまりドラム式の意味を感じられませんが、
乾燥せずに洗うだけってのも可能ですしね。

今回の考察を経て
僕が最終的に決めたドラム式洗濯機の使い方は、

①おしゃれ着モードで洗う
②気に入ってる服だけ選んで干す
③残りはまとめて乾燥

というやり方にしました。
標準の洗濯コースでも、
結構衣類にはダメージがありそうだと分かりましたからね。

今後服を買う時には
生地がへたらない厚手のTシャツやスウェットしか選ばない、
というのも選択肢としてはありなのかも知れません。
結構服装が限定されちゃいそうですけど。

どんな形に落ち着くにせよ、
上手いことドラム式洗濯機と付き合っていければいいなと。

※1年後の追記 結局は面倒になり、洗濯から乾燥まで一貫でやってます

やっぱり、人間は易きに流れますね。
一言で言うと「だって面倒だし…」に尽きます。

乾燥までできるメリットを最大限に活かした結果、
洗濯→乾燥コースで固定となりました。

服はいつかは捨てたり売ったりする日が来るし、
極端な話、僕だっていつか死ぬし。
服から諸行無常を感じた次第です。

その時々で気に入って買った服ならば、
十分に元を取ったというぐらいまで着倒してやるのが
服にとっても本望なのではと思いました。


ドラム式洗濯機のメリットは冒頭で書きましたが、
洗濯物を干さなくて済むことに魅力を感じる人は
人生で一度ぐらいは買って試してみるのも一興かと。

そこそこまとまった金額はしますが、
最悪ダメなら後で売るとか買い換えるとかも出来ますからね。

僕が買ったのと同じようなタイプの商品の
Amazonリンクを貼っておきますので、
気になる方はチェックしてみて下さい。